領域代表挨拶

このたび文部科学省科学研究費補助金新学術領域におきまして新領域「超高速バイオアセンブラ」(略称:バイオアセンブラ)の設立が認められました。平成23年度から平成27年度までの5カ年にわたる研究プロジェクトを実施することになりました。

この新学術領域研究は、これまで未踏のin vitroでの3次元組織構築を目指しており、「細胞特性計測制御」、「3次元細胞システム構築」、「3次元細胞システム機能解明」の3つのグループからなる9つの計画研究と、平成24年度から開始予定の公募研究で構成されます本新学術領域では、マイクロ・ナノスケールでの計測と操作を得意とするロボティクスの専門家と、幹細胞や多細胞システムの構築とその医療応用を目指すバイオ・ 医学研究者とが密に連携し、目的とする活性細胞を高速に計測分離し、それらをin vitro中で3次元細胞複合体化させる3次元細胞システムを形成させ、組織として機能させるための画期的な方法論(バイオアセンブラ)を創出し、新たな学理を構築することを提案しております。

3次元細胞システムの様々な特徴の理解と構築技術の確立を図ることにより,組織生命科学に新たなブレークスルーと革新をもたらすとともに、超高速マイクロ・ナノロボティクスの新たな技術領域を確立したいと考えております。本領域を構成する計画研究には,それぞれの分野で世界をリードする研究者を結集しました。領域の連携を核としてさらに飛躍発展し、世界の第一線の研究者とともに大いにコラボレーションを図り,世界に先駆けるバイオアセンブラ創出を目指していきます。

2011年8月吉日 領域代表 大阪大学 教授 新井 健生

教授 新井健生