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アメリカ経済で世界は動く!?
為替は2国間の通貨の交換レートの変動です。つまり海外の動向も無視できないようになっているのです。
その中でもアメリカ経済は、世界経済に多大な影響を及ぼします。
そこで、アメリカの経済指標にも注目したいところです。アメリカの金融政策を決定するのは「FOMC(連邦公開市場委員会)」です。
年8回、およそ6週間おきに委員会が開かれ、そこで金利やマネーサプライといった金融政策が決定されます。
特に政策金利である「FFレート」の水準は、為替に多大な営業を与えます。
事前の市場の予測もチェックする
世界中から注目されるFOMCの金融政策を左右するアメリカの経済指標には、「非農業部門雇用者数(NFP)」「ISM製造景況指数」「鉱工業生産指数」「住宅着工件数」などがあります。
アメリカには、為替に影響を与える経済指標が100はあるといわれます。
とくに、注意しなければならない、市場が事前に予想した数値と、実際に発表された数値との乖離が重要ということです。
乖離が大きければ大きいほど、サプライズとして為替が大きく動くのです。