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移動平均線の求め方
ローソク足は、為替の先行きを占うツールですが、大きな流れをつかむには、ちょっと使いにくい部分があります。
そこで、トレンドラインに加え、「移動平均線」を使えば、勝率はより高まります。
移動平均線(以下、平均線)とは、過去の一定機関の取引価格を平均化してつないだ線をいいます。
例えば、「5日平均線なら過去5日間の取引価格の平均値をその日ごとに算出し、1本のラインにしていきます。
期間取り方は、デイトレードかスキャルピングなど、投資法によって異なってきます。
スキャルピングなら5分線(5分移動平均線)や15分といった超短期線を使うことになります。
位置関係で動きが読める
平均線と取引価格の位置関係も、先行きの予想に使えます。
上昇トレンドの時は、平均線は右上を向き、更に価格は平均線の上にありがちです。
逆に下降トレンドの時は、平均線は右下を向き、かつ取引価格が下にあります。
また、取引価格と平均線が大きく乖離しているときは、その差を埋めようという動きが出たり、両者がクロスしたら、トレンド転換点となる可能性も出てきます。
ワンポイント 投資スタイルにあった移動平均線
いくつかもある移動平均線のなかから、どのラインを選択するか。
これは短期トレードか長期トレードかによって異なってくる。
例えば、デイトレードで25日平均線を使うのは、世界地図を使って隣町に行くようなものです。