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証拠金(預入資金)が投資額の4%以下になると強制決済をされます(FX会社毎に%の設定は違います)。
簡単に言うと含み損が増えて、預けてある証拠金以上の損害が出る危険性が出た時に「自動的に行われる強制決済」のことをロスカットと言います。
マージンコールは証拠金が投資額の50%以下になった時にメールで通知が来ます。
ロスカットになると基本的には証拠金のほとんど全てが無くなります。
強制決済になる前に証拠金を増やすか、決済をするのが有効な方法です。
ロスカットと言うと怖いイメージがありますが、これは相場変動で発生した損失を少なくする為の安全弁の役割をしています。
損失が証拠金以上になって借金(負債)にならないようにしてくれている素晴らしい機能です。
ロスカットとの上手な使い方
FXの中級者以上になると損失を限定する為に上手い使い方をしています。
取引をする時は通常、損切り設定を注文時に同時にしておきます。
相場が予想と逆に動いた時にある程度の損失が発生した場合、自動的に決済をする注文方法です。
例えば、ポンド/円のように非常に値動きが激しい通貨ペアの場合、大きな損失が発生しやすくなります。
損切り注文を入れる代わりにわざと証拠金を少なくして、高レバレッジで取引をします。
相場が予想通りに動いた時は大きな利益を得ることができ、相場が逆に動いた時はすぐに決済されるので損失が少なくてすみます。
その代り高レバレッジの場合はすぐにロスカットされてしまうので、注意が必要です。
大きな利益を出したいが、損失は少なくしたい場合に有効な取引手法です。
ロスカットのまとめ
借金にならないようにしてくれる安全な仕組み
- 早目に損切りすればロスカットにならない
- レバレッジは低めに設定すれば大儲けはしにくいが大損もしにくい
慣れるまでにレバレッジを小さくして、安全な取引をしましょう。
FXで大儲けしている人達も最初の頃は大損を必ず経験しています。
その経験を活かしてロスカットと上手く付き合い、コンスタントに勝てるようになっています。
でも、一発退場になるような大勝負は慣れるまではしないで、初めは少額でFXをしましょう。
少額ならロスカットされても被害が少なく、勉強代だと思えるはずです。