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2つの反対の注文を出す
2つの注文を出して、一方の注文が成立したら片方の注文が取り消されるのが、「OCO注文」です。
例えば高いレートになったときの「売り注文」、安い為替レートになったときの「売り注文」の2つを出し、先に該当するものが成立するという注文方法です。
この2つの注文に優先順位はありません。例えば1ドル=118円で買いポジションがあったとします。
現在、円安が進行して1ドル=120円になって2円の利益が出ています。
今すぐ決済すれば2円の利益確定です。しかし、円安がさらに進行した分の利益が得られません。
逆に円高になれば、利益が減ってしまう、あるいは損失を被ってしまいます。
そこで、「121円の指値の売り注文」「119円の逆指値の売り注文」を同時に出すのです。(前者では3円、後者1円の利益確定になる)これが決済注文を2つ出せるOCO注文です。
利益確定の値幅を広げるのも手
利益確定と損切りの値幅を同じに設定して、勝率が5割なら収支はトントンです。
同じ勝率5割でも、利益確定の値幅を大きくしておけば利益はでます。
ワンポイント OCO注文のメリット、デメリット
OCO注文のメリットは、機械的に利益確定・損切りができる点。ただ、想定以上に変動が大きいとき、利益確定の利幅を変える前に、利益確定されかねない。さらに、注文の半分だけといった一部だけの決済注文ができない。