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注文方法の特徴を知ろう
ここでは基本的な注文方法である「指値注文」と「成行注文」について説明します。
「指値注文」とは買いたいレート、売りたいレートを指定する方法です。
例えば、ドルを買いたい(円を売りたい)という時に、1ドル=100円だった場合、
「1ドル=99円まで下がったら買ってもいい」と思えば、指値=99円として指定して注文します。そして、注文期間内に1ドル=99円の値をつけたら売買は成立します。
「その日のうちに」「1週間」といった、注文期間も指定できます。その間に99円の値をつけなければ不成立となります。
これに対して、「成行注文」は、注文した時点での価格で売買する方法です。
刻一刻と動く価格を見ながら注文ボタンを押します。取引業者に注文が届いた時点での価格で売買が成立します。
注文が届くまでにわずかながらタイムラグがある為に、思惑とはやや違った価格で約定(注文成立)します。
「成行」は相場急変のときに使う
「成行注文」にすれば取引は必ず成立しますが、価格指定はできません。
相場が急変して「利益確定を急ぎたい」、あるいは「損切りを急ぎたい」ときに使います。
とくに、損失を最小限に抑えるのに有効です。
ワンポイント 注文ミスに注意
FX取引も人間が行うゆえにミスもつきまとう。注文ミスによる損失を被らない為にも注意が必要。
「通貨ペア」「売りか買いか」「取引パターン」「数量」など、1つひとつ確認しながら慎重に注文しましょう。